その時に世尊、眉間(みけん)の光を放ちたもう。その光金色(こんじき)なり、

【『観経』の言葉】


  王舎城の悲劇により苦しんだ韋提希夫人は「憂い悩みのない世界」を求めました。今回は、それに答えてお釈迦さまが説法される場面です。といいましても何もおっしゃらないで「眉間より光を放つ」と経典には表現されています。口で説かずにお身体全体で説法されたのです。これを身業説法といいます。眉間の光とあります。「仏の三十二相」のひとつに白毫という特徴があります。これは眉間に白い毛がらせん状に巻いたものですが、ご家庭のお内仏の阿弥陀さまにもあります。眉間は目よりも微妙な感情を表すと言われています。韋提希夫人はお釈迦さまのおん前に立ちその身業説法に接しているうちに次第に外を向いていた目が自分自身の内面に向き始めたのです。

慈雲会会報誌『慈雲 No.53』より


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